上手な勉強法、ダメな勉強法
勉強に対するやる気も出た、完ぺきな計画も立てた、共に戦う仲間もいるぞ。
そこまでできたら、そろそろ勉強法を考えていきましょう。
★完ぺき主義は捨てろ〜ノート作りは勉強ではない〜
勉強をスタートした時って、誰でも「この問題集をすみからすみまでマスターしてやるぞ」とか「教科ごとにオリジナルのサブノートを作るぞ」なんて事を考えてしまうものです。何を隠そう、私もその1人でした。問題集の1ページ目から、全ての問題を順番に解いていくような勉強をしていたのです。今思えば、ずいぶん無駄な時間をすごしていたのだと思います。簡単な計算問題だとしても数をこなすのは結構時間がかかります(ついでに疲れるし・・)。ノートを作ったり、計算問題や単語の暗記で肉体的にも精神的にも疲れてしまい、
「今日はもうやめた!続きは明日やろう」なんて経験、きっとあるはずです。
ノート作りに関しては女の子によく見られる傾向です。自分だけのオリジナルノートをきれいにまとめるのは楽しいかもしれませんし、気持ちがいいかもしれません。しかしその影で、たくさんの時間を無駄にしていることを理解してください。
ノート作りに限らず、参考書を頭から読み始め1つ1つ完ぺきに理解するまで勉強し続けるのは、賢い方法とは言えません。
ちょうど高校3年間の勉強を終えた頃に気がつくことがあります。
「そうか、数学も物理も化学も、学問は何もかも全て、つながってるんだ」
学問は全て、つながりを持っています。広い知識をもっていれば、個別の分野に対する知識も深まります。狭い範囲しか知らない状態では、その分野でさえ真に理解することは難しいのです。
だから、最初から全てを理解しようとする勉強は、効率的に見えるけれど実は、非効率的なんです。浅く広く、学問の全体像を把握することが先決。各教科のおぼろげなイメージが浮かんできたら、また最初からやり直す。そうやって何度も何度も、ペンキの重ね塗りのように記憶を刻んでいく。すると、始めは浅かった知識も、徐々に深くなっていくでしょう。
★インプットではなくアウトプットを
「勉強=暗記」と考えている人は意外と多い。
確かに暗記は避けては通れない。最低限のことを記憶しておかないと、応用はきかないかもしれない。でも、暗記だけが全てではありません。
学校の定期テストでは教科書の穴埋め問題が結構出たりするので、教科書に書いてあることをそのまま覚えてテストに望む人もいるでしょう。まさにこれがインプットの勉強で、定期テストであればこれで十分乗り切れるかもしれませんが、本番の入学試験は絶対に無理。
教科書と同じ文章が試験に出るわけがないし、頭の中に入っている知識の量で合否が決まるわけでもない。入学試験で求められている能力は、「知っている知識を使っていかにして問題を解決するのか、その解決法を論理的に説明することができるか」なのです。
だから、単語帳をただ丸暗記するのではなく英作もやってみるとか、日本史の教科書を読んだらセンターの過去問でも解いてみるとか、インプットではなくアウトプットを意識した勉強をしてみましょう。それがいい勉強というものです。
◆◆「上手な勉強法、ダメな勉強法」まとめ◆◆
@完ぺきにやろうとするのは非効率的、まずは全体像をつかめ
A知識の量(インプット)で合否は決まらない、アウトプットを意識した勉強を!
