「選択科目」の上手な選び方

高校生になりしばらくすると、ちらほら「選択科目」の話題が出てくると思います。学校や塾で色々な情報が飛び交い、どの科目を選択しようか迷っているのではないでしょうか。

そんなわけで、各選択科目の特性をまとめてみました。

★理科選択のメリット、デメリット

メリットデメリット
化学
  • 多くの高校で必修となっている科目なので、先生は豊富
  • 最初に学ぶ「モル」が分からなければ、ちんぷんかんぷんになってしまう
物理
  • 極めれば東大物理であろうと満点が狙える
  • センターレベルなら、短期間で高得点を狙える
  • 数学が苦手だと苦痛以外の何者でもない
生物
  • 理科とはいうが、覚えることが大半で歴史科目と似ている
  • 高得点を目指すと、壁が存在する
地学
  • 覚えることはさほど多くなく、難易度も低め
  • そもそも教えることができる先生が少ない
  • 参考書、問題集が少ないので自宅学習がやりにくい
  • 「地学」では受験できない大学がほとんど

★社会選択のメリット、デメリット

メリットデメリット
日本史
  • 最もオーソドックスな教科で、先生も豊富
  • 理系でも文系でもおすすめ
  • 中学までの日本史とはわけが違うので、嫌いな人は避けた方が良い
世界史
  • 日本史同様、オーソドックスな教科
  • カタカナ表記が覚えにくいという人もいる
  • 出題方式が特殊で、慣れる必要がある
地理
  • 覚えることが非常に少ない
  • 一般常識で解ける問題も多い
  • 満点を目指すのは非常に難しい
  • いい参考書が少ない
政経
  • 覚えることが非常に少ない
  • 時事問題が出題されることがあるので、ニュースをチェックする必要がある
現社
  • あまり勉強しなくても高得点が狙える
  • あくまでセンターのみ
倫理
  • 難易度が低い
  • 参考書が少ない

★で、何を選択しよう?

結局は自分の好きな教科を選択するべきだと思います。好きこそ物の上手なれですからね。

一応、文系理系ごとにおすすめの選択科目を考えてみました。

文系理系
社会科

基本は日本史か世界史がお勧め
2次試験で社会が必要になってくると、地理や政経では高得点を取るのは難しいのが理由

あまり社会に時間を割くことができないため、地理か政経を選択するのが良い

理科

数学が苦手であれば生物が無難
ただし、独学する気があるのなら地学もおすすめ

2次試験で高得点を目指すなら物理ははずせない
化学と物理の2本立てがお勧め
超高得点を目指すなら、生物はお勧めしない

★意外とおすすめ、文系の物理&地学

文系は生物、と半ば決め付けられている感がありますが、文系物理は意外とおすすめです。というのも、生物でセンター8割を目指すとなると、最低でも1年以上の時間はかかるでしょう。しかし、物理だと個人差もありますが、速い人は半年ほどでセンター8割レベルに達することができます。

もちろん、「数字なんて見るのもイヤ!」という人は、物理を選択しない方が無難でしょう。しかし、数学が割と得意という人は、物理選択を考えてみてください。

新出題傾向対応版 センター試験 物理Iの点数が面白ほどとれる本橋元の物理をはじめからていねいに―大学受験物理 (力学編) (東進ブックス―名人の授業)物理を一から始める人におすすめな参考書が、「橋元の物理をはじめからていねいに」です。(力学編)(熱・波動・電磁気編)の2分冊で、全くの初歩者を対象に書かれているので、ここから始めるのが良いでしょう。この本の後に「センター試験 物理Iの点数が面白ほどとれる本」に取り組めば、物理の基礎は完成です。

もう1つ穴場な教科が、地学です。この教科に関しては、教えることのできる教師が不足しているため、多くの高校ではカリキュラムすら入っていません。そのため学習する機会がなく、選択者数も他の教科と比べ少なくなっています。しかし、化学や生物と比べ、覚える量は非常に少なく、内容も平易なため、理科がセンター試験までという人は、選択候補に入れておいて損はないでしょう。

新出題傾向対応版 センター試験 地学1の点数が面白いほどとれる本地学の勉強法ですが、残念ながら参考書の数はとても少ないです。しかし、「センター試験 地学1の点数が面白いほどとれる本」が非常に秀逸で、この本1冊を仕上げただけで、センター試験で十分戦える学力がつくでしょう。遅くとも高三の夏から始めてください。

先日、当サイトを見て地学を始め、見事センター試験で8割を超えた方からメールが届きました。この方は高三の夏から地学を始めたそうですが、上記の本を何度も読み込むことで地学の基礎をマスターし、本番でいい結果を残せたそうです。

ただし、二次試験で地学を科している学校はとても少ないため、理系の学生にはおすすめできません。あくまで文系もしくは理科がセンターで終わり、という人限定です。

◆◆「『選択科目』の上手な選び方」まとめ◆◆

  1. 基本的には、自分の好きな教科を選ぼう
  2. 2次試験を視野に入れた選択を!(教科によっては、受験できなくなる)

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